今回は、お店のルールではなく、ゲームのルールとして禁止されているファウルジャンプについてです。
みなさん、ビリヤードをプレイしたことはありますか?
その中でプレイ暦が半年以内のみなさん、手を挙げてください。
ちらほらいらっしゃいますね。
その中で、ジャンプショットを撞けるよ!って人、いたら手を挙げてください。
…。
ぱらぱらといらっしゃいますね。
今手を挙げた皆様。
あなたのそのジャンプショット、本当にジャンプショットですか?
ここが非常に説明し辛いのですが、玉とラシャの境目を斜め上ぐらいから狙って、キューを微妙にしゃくれば玉はすくいあげられ浮きます。
しかし、これは意図的に行った場合はファールです。
玉が入ろうとあたろうと無効です。
しかし、これをジャンプショットと思い込み、自分はジャンプができると思って人前でぴょこぴょことしゃくっている人がたまにいます。
そういうときは不思議なもので、周りにはそれは違う!と思っている人がいたとしても、ほぼ誰も教えてくれません。
後になってそれが恥ずかしいことだと理解し、一人煩悶する羽目に陥るわけです。 この管理人Mのように。
ですので、遊びにきてくれるお客様がそのような恥をかかないように、ここでジャンプショットをもう一度わかりやすく説明しておきます。
イメージとしては、ビリヤードではなく、もっと大きな、ドッジボールぐらいを思い描いて見てください。
上からバットで思いっきり叩いてみてください。
ね、跳ねたでしょ?
そういうことです。
それを、ビリヤードの玉と、キューの先で行うのです。
ね、難しそうでしょ?
実際に難しいです。
ジャンプキューを使ったとしても、初心者にできるショットではありません。
そして、重要なことですが、必要がありません。
まず、キックショットやバンクショットの感覚を身につけるほうが重要ですから、いきなりジャンプを必要とすることはないです。
ですので、話が長くなりましたが、結論は一つです。
ジャンプはもうちょっと大きくなってから。 ね。
ちなみに、ジャンプショットはふわっと浮く感じではなく、割と強く飛んでいきます。高さは撞き方などによっても変わりますが、基本的には強く撞かないといけないので、ドンッと飛んでいきます。
まあ、言葉では説明しにくいので、実際にマスターにジャンプショットをしてもらいました。
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ジャンプショットができるようになるころには、大抵みなさんジャンプショットにそれほどの憧れを抱かなくなってるもんです。
まあ、いわばビリヤードを始めてすぐにかかる麻疹のようなものです。
それでもジャンプショット格好良い、できるようになりたい!というお客様。
ヒッツアゲインで玉撞きをしていればそのうちできるようになりますよ。
焦らずにゆっくりといきましょう。